将来の貯蓄としてNISAを始めてみたいけれどSBI証券と楽天証券どっちがおすすめか知りたいという方におすすめの証券口座を紹介します。
結論は、SBI証券がおすすめです。
今回はネット証券の2台巨頭であるSBI証券と楽天証券の特徴と、SBI証券がおすすめな理由については下記に記載していきます。
SBI証券について
SBI証券とは
SBI証券とは、証券口座開設数が国内で初めて1,000万突破したネット証券の最大手です。
2023年のネット証券オリコン顧客満足度で第1位となっています。
2023年9月30日から「ゼロ革命」として、国内株式の売買手数料が無料になっています。
売買手数料を無料にするには、下記の条件がありますので忘れずに確認してください。(条件はとても簡単です)
- インターネットコースを利用(ネットで開設・取引していればOKです)
- 電子交付サービス申込済で電子交付設定を行っている
電子交付サービスについては、ログイン後⇒「電子交付書面」で下記のようになっていれば設定完了です。
(引用:SBI証券会員ページ)
住信SBI銀行との連携
住信SBI銀行は、SBIグループの銀行サービスです。
実店舗を持たないインターネット専業銀行で、預金口座数600万口座・預金残高8兆円・住宅ローン取扱高9兆円となっており、ネット銀行No.1です。(2023年時点)
また、2023年3月には国内においてネット銀行で初めて、東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。
住信SBI銀行のおすすめポイントは4つあります。
- アプリを利用することで、キャッシュカード不要で入出金できる(セブン銀行・ローソン銀行)
- ATM・振込手数料が無料(会員ランクに応じて一ヶ月当たりの利用回数が決まります)
- 為替手数料が安い(米ドル/円なら片道6銭)
- SBIハイブリッド預金でSBI証券に即座に残高を振替できる
アプリを用いて、どこにでもあるコンビニで利用できるのはとても便利です。
また、SBI証券で株や投資信託を買いたくても、買付余力が足りない時にSBIハイブリッド預金がとても便利です。
三井住友カードを利用した投資信託積み立て
三井住友カードを作成して、毎月投資信託を積み立てることもできます。(50,000円/月)
毎月自動でポイントが付くので、ポイ活にも利用できます。
設定方法等の詳しい設定については、こちらの記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
口座開設紹介プログラム(dポイント)
SBI証券には、友達紹介プログラムがあります。
友達に紹介URLをLINEなどで送り、口座開設してもらえばdポイントが5,000ポイントもらえます。
注意点は下記の4つです。
・紹介する方、紹介される方どちらもdアカウントを持っている。
・紹介された方が初めてSBI証券の総合証券口座を開設する。
・口座開設後に紹介された方がdアカウントを連携する。
・紹介できるのは年間3名まで(合計15,000ポイント)
楽天証券について
楽天証券とは
楽天証券とは、楽天グループが運営している、総合口座数が900万口座超えのネット証券です。
SBI証券と同じく、国内株式の取引手数料無料の「ゼロコース」が誕生しています。
楽天証券の特徴としては、楽天証券で口座開設すると、日本最大級の会員制ビジネスデータベースサービスである「日経テレコン」を無料で読むことができます。
ただし、注意点が2点あります。
- 無料で読める記事は直近3日分だけ
- 日経新聞が発行している全ての専門誌を読めるわけではない
楽天銀行との連携
楽天銀行を同時に開設すれば、「マネーブリッジ」を利用できます。
マネーブリッジでは以下の6つのサービス・機能を利用できます。
- 魅力的な優遇金利
- 自動入出金(スイープ)サービス
- 楽天証券の取引で楽天ポイントがたまる(ハッピープログラム)
- 残高表示サービス
- 投資あんしんサービス
- らくらく入出金
楽天証券での取引を円滑に進めるためにも、楽天銀行は開設することをおすすめします。
楽天カードを利用した投資信託積み立て
楽天カードで投資信託積み立てをすると、楽天ポイントが溜まります。
楽天カードの種類によって、還元率が変わります。
- 楽天カードだと0.5%
- 楽天ゴールドカードだと0.75%
- 楽天プレミアムカードだと1.0%
証券口座開設の際の注意点
マイナンバーカードについて
証券口座を開設する際にマイナンバーカードが必要となります。
理由としては、証券会社が税務署に対して、利用者の特定口座の税金計算や納付、各種支払調書の交付、証券取引に関する法定書類の作成・提供などを行うためです。
また、口座開設の時に勤務先等の個人情報を入力する必要があり、少し不安になることもあるかと思います。
勤務先については、インサイダー取引を防止することが目的です。
インサイダー取引とは、上場企業の社員が機密情報により株などを取引きして利益を取ることです。
上場企業の方は、関連会社の株は取引きしないほうが安全かと思います。
非上場企業の方は、特段問題ありません。
特定口座と一般口座
証券口座を作成する時に、口座の種類を選択する必要があります。
選択できる口座の種類は以下の3つです。
- 一般口座
- 特定口座(源泉徴収なし)
- 特定口座(源泉徴収あり)
特定口座だと、年間取引報告書を証券会社が作ってくれます。
また、源泉徴収ありだと確定申告が不要です。
投資初心者の方は、特定口座(源泉徴収あり)を選んでおけば間違いないです。
ただし、年間で損失が出ている方は特定口座でも確定申告することで、損失額を次々年まで繰り越せます。
つまり今年損失が出ても来年利益が出れば、今年の税金が還付されます。
まとめ
- 投資初心者の方にはSBI証券がおすすめ
- 利便性を考えると住信SBIネット銀行を開設するのがおすすめ
- 三井住友カードで投資信託積み立てを設定すれば、毎月250ポイント獲得できる
- 投資初心者はとりあえず「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば間違いない
SBI証券と住信SBIネット銀行はとても使いやすいので、本当におすすめです。
少しでも皆さんのお役に立てればと思います。
では。